平成最後の夏休み、新たな世界観を見つけにキューバへ・・・旅立ち編①

世の中、間もなく冬休みですが、ここは、季節感無視で書かせて頂きます。
他で書いた物を引用してます。凄~く長くなってますので、
ご承知の上、お読みください。(多分、何回かに分ける事になりそうです)

平成最後の夏休み、新たな世界観を見つけにキューバへ・・・旅立ち編①

 今年は何かと平成最後と言われる年ですが、そんな節目の今年の
夏休みは自分にとっても節目と言うか世界観の変わる国へ行こう!!
と思い計画を立て始めたのですが・・・。
最初、旅へ行くなら、平成最後の夏休みの今年は遠い所へ行こう!
その程度の漠然としたイメージで始めた夏休みの計画。
色々、迷っている中で、自分の中で今年の夏休みのタイトルが勝手決定。

【平成最後の夏休み、新たな世界観を見つけに】

結果、自分が選んだ、今までの世界観に無い、
今まで旅していない旅先は・・・。

キューバ!!

 キューバと言って思い浮かぶのは中米の社会主義国、クラシックカー、
スペイン統治時代の古い町並み、カストロ議長と何をした人か
よくわからないけど、チェ・ゲバラ。 その程度ですが、
BS朝日のThe Photographersと言う番組で写真家の竹沢うるまが
訪ねていたのを見て、なんだか、よく分からないけど、
人々に活気のある国として気になっている国のひとつだったのですが、
突然、東西冷戦のイデオロギーの狭間で翻弄されたカリブ海の小さな島国で
生まれた独特の世界感や人々の活気、価値観を見てみたい!!
トランプ大統領の政策でどうなるか微妙な状況とは言え、アメリカとの
国交正常化も少し進み、ひとつの時代が終わり、新たな時代に入ろうと
している(もう、入っている?)今、行こう!!

さて、行き先は決まった! 

 後は、旅行企画をする際の基礎となる、『何時・誰と・どこへ・幾らで』
4つの要素、これを埋めながら、条件に合わせて、日程・飛行機・ホテルを
決めていくだけです。(あくまで、自分の考える要素ですが)
今回は、ざっとこんな感じでした。

何時・・・8月下旬~月跨ぎで!
誰と・・・今回は一人!!
どこへ・・・行った事無いし良くわからないので首都、ハバナ!!!
幾らで・・・飛行機+ホテル+諸々現地費用込みで20万円強以内で!!!!
と、人に合わせる必要の無い一人旅だと全てがあっさりと決まります。

 一通り手配を終え、飛行機と泊まる所だけあれば、あとは、行けば
何とかなるさと言う事で、出発を待つだけと思いきや、
それでは許してくれない国、流石、キューバと言う感じです。
その代表格と言ってもいいのが、『ツーリスト・カード』
この国、VISAは要らないのに、入国の際に、『ツーリスト・カード』
なるものが必要で事前に入手が必要。その方法は、東京のキューバ大使館
領事部へ行って発行してもらうか、郵送で送ってもらう、(どちらも有料)
か旅行会社に代行手配を依頼する、この3つが日本での入手方法です。
 今回、自分は役得で、郵送とほぼ同額だったので、付き合いのある
旅行会社へ依頼しました。
(写真撮ったり、申請書書いたりが不要なので、少し高くても楽です。)
実際の、『ツーリスト・カード』はこちら↓
平成最後の夏休み、新たな世界観を見つけにキューバへ・・・旅立ち編①

VISAって書いてある以外、ただの、出入国カードにしか見えません。
あと、エアカナダに乗ると配られると言う話が有るのですが、これは、
実際に乗った際の事を書く時に・・・結果だけを言うと【配られます!!】
※この、ツーリスト・カードは色々な方が詳しく書いてますので、
 移行と言う方は、詳しくは自分で調べてくださいね。

 次の、なんでそんなの必要?は『英文の海外旅行傷害保険の証明書』
2010年5月以降はキューバに入国する全ての外国人、国外在住
キューバ人に対して、アメリカ資本の会社以外の海外旅行傷害保険への
加入が義務となっているらしい。
アメリカ資本の会社以外の保険会社と言う事は、うちが得意なあの会社は
使えないので、取り急ぎ、クレジットカードの付帯保険でも良い
らしいので、カード会社へTELして微妙な補償内容の英文証明書を
取り寄せる事にしたのですが、知ってはいましたが、まじまじ、確認すると
使えない保険でした。 どう見ても、補償内容にムラ有り過ぎです。
傷害で死んだときは5,000万円ですが、治療・後遺症の治療費の
補償はたったの150万円!これじゃ、多分、盲腸の手術もできない。
と言う事で、出発直前にカード付帯以外の最低限と思われる保険を追加しました。

結果、この、英文証明が必要だったかは後ほど!

 最後は、キューバとは関係ないのですが、カナダのeTA!
自分が旅行業界に入った二十数年前はオーストラリアのETAS位だった
のですが、アメリカさんがESTAなるものを始めてから、VISAでは
無い電子渡航認証なるものが、世界中で若干、流行り始めているようで
2年位前からお隣のカナダでも必要なっていたのを忘れてました。
面倒なのは、この電子渡航認証、その国に入らなくても、空港で
国際線から国際線へ乗り継ぐのにも必要なんです。
アメリカのESTAのUSD:$14 カナダのeTAはCAD:$7と
言う事で、若干、カナダはお得だな、でも、このお金何に使われるの
だろう? などと、余計な事を考えつつ、公式サイトから申請開始!
でも、これ、承認されないと正式にカナダVISAを取らないと
いけなくなり大事になるので、いい加減に入力ができません。
一通り入力事項を入れて、クレジットカードで精算すると。
あっという間に、承認OKのメールが来て手続完了!!

これも、事前に取得して、地球の歩き方とオードリーの若林の
キューバ旅行記『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』を買って
若干、テンションを上げて、いよいよ、出発準備完了です。

当日は、 ACは羽田を夕刻発の午後便の為、午前はお客様の所へ
お届け物&支店に寄って留守中の打合せを済ませて、昼の新幹線で
いざ、羽田!いつになく、順調な夏休みの出だしで、少々びっくりです。

新幹線は本来であれば、ひかりで一気に東京へと行きたい所ですが、
今回は急ぐ旅でもないので、こだま利用です!!
実は、こだま利用でJRのプラスEXサービスを使うと3日前までに購入条件で、
浜松→東京がグリーン車で片道、8000円弱!普通に駅で指定買うより安い!!
このサービスかなりお得です。と言う事で、高校の時、浜松駅で駅弁のバイトをしていた
自分には懐かしの浜の釜飯を買って、身の程に合わない優雅な旅の始まりとなりました。
平成最後の夏休み、新たな世界観を見つけにキューバへ・・・旅立ち編①

品川駅には定刻で到着、ここで、京成に乗換えて東京国際空港(羽田)へ
久し振りの羽田からのフライトだったのですが、久々に京成乗ったら、
何だかえらく早くなってる気が、前は品川→空港って40〜50分くらいかかっていた
気がするのですが、20分って・・・そりゃ、成田より羽田ってなりますね。

そうこうしているうちに、あっという間に空港へ到着、先ずはコンビニへ寄って、
水とカップラーメンを買ってスーツケースの荷物に加えます。
以前は、どこへ行くにも、カップラーメンは必需品だったのですが、
最近は海外慣れしてしまったのか、買って行く事はなかったのですが、
今回はキューバ!何分、相手が全くわからないので、水と食料を購入して、
エアカナダのカウンターへ。

カウンターへ着くと2時間半以上前だと言うに、既に長蛇の列です。
そして、チェックインは大手キャリアお得意の自動チェクイン機!
まあ、パスポート読み込ませて必要事項打つだけなのでそんなに面倒では
無いのですが、近距離離線では無いので、ここで、チェックインしても
荷物をカウンターで預ける事になる訳で結果、カウンターは大渋滞、
これって意味あるのだろうか?といつも感じてしまいます。
大渋滞のカウンターで30〜40分は並ぶのを、覚悟しましたが、5分くらい並んだ所で、
何故かグランドスタッフに呼ばれて居並ぶ皆様から好奇の目で見られながらチェックイン。
誰かVIPと間違えられたのか?でも、そんな人エコ乗らないでしょ??と言う事で、
何故かは判らず仕舞いですが、早々にチェックインが出来、時間が出来たので少し
仕事をして、恐怖の追い風フライト12時間、フランクフルトかロンドン行った時か今回か?
多分、人生最長搭乗時間のAC2便で、いざ、トロントです。
平成最後の夏休み、新たな世界観を見つけにキューバへ・・・旅立ち編①
平成最後の夏休み、新たな世界観を見つけにキューバへ・・・旅立ち編①

機内は夏休みも終わりだと言うに満席、皆さん本当に旅行が好きですねって
言ってやりたい所です。←お前もね!!今回ばかりは通路側で本当に良かった!!
と言う事で、定刻に羽田を離陸、以前、ドイツへ行った時の経験から映画を3本見ても
時間が余ると言う事は覚悟しています。読みかけの本を読み終えた所で、
機内のエンターテイメントと飛んでいる場所を確認します。 えっ、まだ、釧路!
と言う事で、2冊目は諦め映画を見る事に・・・選んだ映画は『関ヶ原』海外行くのに
何で邦画?何故に石田三成??映画館で見ただろぉ!!!って感じでしたが、
関ヶ原を西軍側から捉える事ってあまり無く、面白い映画だと思います。
まあ、何だも勝てば官軍ですからね。と言う事で、1本目終了!
平成最後の夏休み、新たな世界観を見つけにキューバへ・・・旅立ち編①
現在地はカムチャッカ半島上空って・・・覚悟してましたが、これは、ヤバイ!!まだ、
1/4、と言う事で2本目は、オーシャンズ11と懐かしい映画を見終えた所で、再度、
現在地確認、まだ、アラスカ上空、目指す、トロントはカナダの東海岸寄り、ここで、
真っ暗な機内で、カップラーメン(多分、カナダ仕様で基本は日本のカップラーメンと
同じですが、味が少し違う!お味は好みが分かれる所だと思います。)のサービスが、
これを完食した所でギブアップ!ここで、記憶喪失に陥り、次の記憶はトロント着陸の
1時間前からでした。
平成最後の夏休み、新たな世界観を見つけにキューバへ・・・旅立ち編①
平成最後の夏休み、新たな世界観を見つけにキューバへ・・・旅立ち編①

トロントへ到着すると入国の流れから離れて国際線の乗継の手続きへ向かいます。
Connectionsの案内にしたがって進み乗継の審査のブースで空港の自動チェックイン機
の様な機械にパスポートを読み込ませるのですが、ここで、日本で取得したeTAが
必要となります。(と言っても許可証がある訳ではありませんが)因みに、
eTAを取り忘れたら?一応、航空会社のカウンターで聞いてみました。ご安心ください??
羽田空港でチェックインの際に航空会社がチェックしているので、トロント以前に、
羽田から飛行機に乗る事すら出来ません。と言う事で、カナダへご旅行&乗継をお考えの
皆様はeTAの取得は忘れない様にご注意ください。
と言う事で、この、トロント空港、今まで自分が行った空港の中でもトップクラスに綺麗で
近代的な空港だなぁなどと思いながら、乗継の手続き&手荷物検査を終え出発ゲートへ
向かいますが、その恐ろしさを直後に実感する事となりました。
乗り継ぎまで3時間近く空き時間があるし、喉が渇いたので軽く1杯飲もうかと思った
のですが、財布に有るのは、¥と€のみ、カードで支払えばいいかと思い、付近を歩き回る
ものの、あるのは、しっかりしたレストランのみ、フードコート的なものが無いんです。
代わりに待合の椅子やソファーにiPadがとりつけれれていて、これで、
オーダー&カード決済するようで・・・。オーダーエントリーシステムってやつでしょうか。
日本でも居酒屋や回転寿司定番になっています。今時といえば今時なのでしょうが、
英語の怪しい自分にはコーラ1杯飲むのにもプレッシャーですが喉の渇きには勝てず。
見様見真似で何とか発注します。しかし、コーラ1杯で済む訳なく、甘めのカクテルを
数杯空けて、いい感じでハバナへと向かいます。
平成最後の夏休み、新たな世界観を見つけにキューバへ・・・旅立ち編①

トロントからハバナはエアカナダと
言っても共同運航便で、運行はエアカナダの子会社のエアカナダルージュが行います。
この日は、この便も満席。LCC系のルージュ機材での運行なので、エンターテイメントは
付いてないので、爆睡予定が、隣のカナダ人に絡まれる。どこから来た?
俺はキューバは14回行っている。 通貨が2つあるは知っているか?ゲバラの肖像画の
3CUPはなかなか両替出来ないぞ!どこへ行くんだ??などなど 、
適当な英会話&ガイドブック見せて凌ぎ切り、ウトウトしていると機内で入国書類が
配布され始めました。そして、やはりと言うか、やられた感満載ですが、
ツーリストカードが普通に配られました。配られるとは聞いていたし、
航空会社に聞いても『配ると聞いてますが、あくまで、トロントからのお客様が対象なんで
乗継だと100%もらえるとは限らないので日本で準備して』と
脅かされた、あの紙です。もらえるだろうとは予想してましたが・・・。
そんなこんなで、4時間のフライトの後、いよいよ、ハバナ到着です。
平成最後の夏休み、新たな世界観を見つけにキューバへ・・・旅立ち編①


この記事へのコメント
早く次が知りたい!!
Posted by なーさん at 2019年01月21日 23:04
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